年齢とともに肌や体力の老化が心配に

朝起きぬけに、はちみつ入りのアロエ・ジュースを1杯飲む。そしてミルクティーを2杯飲んで出勤。会社から帰ってビールを飲んでから、寝る前にアロエベラのはちみつ漬けを手や顔に塗ってマッサージする。これが私の日課です。

ちょっと見ると、すごく健康に気をつかっているようですが、こうした習慣ができたのはほんの1年半くらい前からのこと。それまでは自分の健康はおろか肌の手入れにもまったく気をつかわないズボラ人間だったんです。 結婚前は、肌が弱く市販の化粧品は全然使えませんでした。

当時、洗顔はベビー石けんを使い、お化粧は乳液のかわりにオロナインを、おしろいのかわりにべビーバウダーをつけるような感じでした。 出産してから体質が変わったらしく、肌はかなり丈夫になったのですが、それがいけなかったのかもしれません。家事や育児に追われて、逆に肌の手入れをおろそかにしてしまったんですね。

結婚、出産、子育てをひととおり終えて40代後半を迎えてみると、急に肌の衰えが気になりだしました。肌だけではありません。肩こりがひどくなったり、風邪をひきやすくなったり、体の衰えを感じるようになってきました。 このままだと確実に老化が早くやってくると思った私は、そのころからさまざまな健康法に興味を持ちました。

アロエをはちみつ漬けにして肌をマッサージ

そんななかで、1年ほど前からアロエを始めました。アロエ・ジュースは朝の日課に、アロエベラの皮をとった状態になっているゲル(ゼリー部分)は自分ではちみつに清け、夜のマッサージ用に。 アロエ・ジュースははちみつの入ったものを飲んでいますが、その効果は十分に実感しています。

まず、体が丈夫になってきたこと。 それまでは月に1度は風邪で寝込んでいたのですが、ここ1年というもの、いたって健康。風邪をひきかけてのどがおかしいな、と思ったときには、はちみつ入りのアロエベラ・ジュースを飲むんです。

飲み方にちょっとしたコツがあって、のどのところで一瞬止めてからゆっくりと飲み込む。これを何度か繰り返すと、軽いのどの痛みは消消えてしまいます。 一方、アロエベラのゲルははちみつに1時間ほど漬けておくだけで、はちみつの成分がアロエに浸透してきます。このアロエベラを顔や肌に直接こすりつけるようにして、マッサージをするんです。

はちみつでかなりべ夕つくので、そのあと水で洗い流しますが、そのあとの肌はしっとりして、とてもいい感じです。 ストレートのアロエベラのジュースは化粧水として活用もしていますが、肌も、自分でも驚くほどツルツルになりました。シワやくすみもとれて、張りも出てきたように思います。いまのところは手と顔にしかアロエを塗っていませんが、これから夏に向けて、お風呂場で全身をマッサージしてみようかなと思っています。

アロエが手に入らない人は、無添加のアロエを原液を使えば同じ効果です。

アロエの酵素汁を手作りして湿布する

わたしは雑誌に掲載されていた酵素汁を手作りして愛用しています。紹介されていた酵素汁は、多種類の材料を使いますが、私の場合はドクダミや松葉などを単独あるいは、2~3種類を組み合わせて作ります。

アロエの酵素汁もそうしたオリジナルのひとつ。 もっぱら外用として使っています。作り方は、まずアロエの葉 500 gを1~2 cmほどに刻み、砂糖 550 gと合わせて密閉瓶に入れ、直射日光の当たらないところにおきます。 そして毎日1度かきまぜ、1週間たったらざるでこします。私のおすすめはアロエの酵素汁とあたためたこんにゃくを使った「おへそ湿布」。 私は座骨神経痛に苦しんだことがあるのですが、このおへそ湿布をすると、とても気持ちがよくなり痛みも防げます。やり方は、以下のとおりです。

  1. ペーパータオルを4つ折りにして、アロエの酵素汁を10 mlほどたらしてしみ込ませる。
  2. あおむけに横になってから(おへそを出すように、服は上下ともめくる)、1をおへその上にのせる。
  3. いちばん上にあたためておいたこんにゃく( こんにゃくは10分ほど熱湯でゆでてから、薄いタオルで包んだものを使用。こうすると、よく保温ができる) をのせる。
  4. 最後にバスタオルをかけて、横になったままで20分ほど湿布する。

血行促進と同時に肌の老廃物もスッキリ

アロエの酵素汁を使ったおへそ湿布は、少し手間がかかりますが、でも効果は抜群です。アロエの酵素汁の有効成分がおへそから体内にしみ込むこと、こんにゃくがじっくりと体をあたためることとの相乗効果で、全身の血行がよくなります。

だから座骨神経痛の痛みも出ないのでしょう。手足の先までポカポカになるので、冷え症や風邪にも有効です。 また、このアロエの酵素汁は肌の手入れにも最適です。軽くクレンジングしたあとに、アロエの酵素汁をつけて、指の先で軽くたたく要領で4〜5分パッティングします。洗い流したあとは、自家製のアロエ化粧水をつけます。

化粧水は刺激が強すぎないように、アロエを25度の麦焼酎に漬けて作っています。 肌がツルツルになって、驚くほど化粧ののりがよくなりますし、私の母は左目のあたりに大きなシミがあったのですが、いつの間にか消えてしまったんですよ。

このアロエの酵素汁でパッティングすると、肌の表面に灰色のネバネバが出てきます。これは酵素汁と肌の老廃物や古くなった角質がまざってボロボロになったもの。これだけ老廃物が出るのだから、肌がきれいになるのもうなずけます。アロエの使い方にはいろいろありますが、酵素汁を作って試してみてください。

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アロエをすりおろし、パックをして肌荒れを解消

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祖母が教えてくれたアロエの使い方

小さいころおてんばだった私は、好きな乗馬などで、よく傷を作っては帰ってきました。そういうときは、祖母にアロエをすりおろしてガーゼに塗ったものをあててもらっていました。

ですからアロエは傷を治し、打ち身などには消炎作用があることは体で知っています。祖母自身も胃の調子が悪いときに、緑の皮をむいて身の部分だけをミネラルウォーターで飲んでいました。 いまも実家には大きなアロエの鉢があります。そして私の知識のファイルにも、アロエについては祖母から口伝えで教わった「おばあちゃんの知恵」がしっかりあります。

すり傷、切り傷、やけどにアロエがよく効くことはだれもが知っているかもしれませんが、ニキビにもいいんですよ。私はアロエの皮をむき、湿布と同じように肌にあてるようにしました。こうすると赤みがひき、ツルツルになります。 友人は無糖ヨーグルトとアロエをミキサーでまぜたものでパックをするといいます。これは肌がすごく荒れているときによく効くそうです。ほかにもアロエの利用法はいろいろ。 こまかく切ったアロエをごま油と塩でナムルにして食べるというのも珍しいでしょう。アロエをすりおろすのは時間もかかってたいへんなので、ミキサーやフードプロセッサーを使って作ると便利なんですよ。

シンプルケアが肌には一番効果がある

ところで私の肌の手入れ法はとても簡単なんですよ。私はシンプルケアがモットーです。その基本は洗顔です。メークをクレンジングでしっかり落としたら、温水で洗顔をします。 次は冷たい水でもう一度洗います。それで化粧水をつけて終わり。

ぬるま湯と冷水の2回洗いがポイントです。それに日やけしないように午前1時から午後3時の日ざしが強い時間はあまり外出しないようにしています。 毎朝ヨーグルト(無糖)を食べること、ミネラルウォーターしか飲まないのは肌のためというより、健康のためです。家族といっしょに住んでいたときのように、おばあちゃんがアロエを持ってきてくれたりしませんから、自分で守らなければね。

アロエの集中パック

  1. 小じわのきになる目元、しみやそばかすが目立つほおなど気にある部分に、洗顔後アロエゼリー状の部分を貼り、10~20分おく。
  2. 口元や鼻の下のシワがきになるときは、アロエのゼリー状の部分を筋肉の流れる方向に沿って何枚かに分けて貼る。
  3. パック後は、指先を揃えて気になる部分を小刻みに100たたく気功パッティングを。肌に弾力がついて張りが出てくる。
  4. 両手の指先を揃えて、手のひらをくぼませて「気」をためる。この状態でも顔をまんべんなく100回たたき、細胞を活性化させる。

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