糖質制限 効果 善玉コレステロールを増やします。糖質制限でどうして善玉のコレステロールが増加するのでしょうか。コレステロールが高くて困っている中年にはまさに糖質制限 ダイエット はおすすめです。
善玉コレステロール 増やす ことで心臓病、そしてガンのリスクも軽減できる
脂質異常の原因となるのは、高中性脂肪のほかには高コレステロールがあります。 そもそも、コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料になるなど、人が生きていくうえで必須です。しかし、コレステロールが異常に増えると、問題が起きます。
現代人は、ややコレステロールが不足している人が増えているそうなので過剰なダイエットで不足している人はコレステロールの摂取も忘れないようにしましょう。
コレステロールはどんな食材に含まれるのでしょうか。
- 卵 1個 (50 g) 210 mg/dl
- 鶏レバー 串2本分 (100 g) 370 mg/dl
- 豚・牛レバー 串2本分 (100 g) 240-250 mg/dl
- あん肝 50 g 280mg/dl
- さきいか 50 g 185 mg/dl
- うなぎの蒲焼 1尾 (120 g) 276 mg/dl
- 車海老 大2尾 (70 g) 168 mg/dl
コレステロールには、主に LDL と HDL の 2 種類があります。LDL は、動脈硬化をすすめる、悪玉コレステロールと言われていますが厳密には違います。
LDL は体の抹消組織や細胞膜などコレステロールを必要とするところへ運搬する大切な役目を果たしています。 ところが、LDL が血液中で過剰に滞って酸化すると、血管の内皮細胞にコレステロールを蓄積させて動脈硬化を起こす真の悪玉になってしまうのです。つまり、本当に注意すべきは、酸化した LDL です。
なお、LDL の中でも酸化しやすいのは小粒子 LDL (小型で高比重の LDL )と呼ばれるものです。 一方、HDL は、末梢組織や血液中にだぶついたコレステロールを回収して肝臓に運ぶ掃除屋の役目を果たして、「善玉コレステロール」といわれています。
また、HDL の数値が高いでは、心筋梗塞の危険が2分の1から3分の1になるだけでなく、ガンの発症率も大幅に低くなることがわかっています。
こうしたことから LDL の数値(基準値は140mg/dl未満)が高い人は HDL の値を高めることが必要です。
善玉コレステロールも 40mg/dl 上昇
このような治療が必要な高コレステロールによく効くのが、糖質制限食です。糖質制限食にすれば、ほとんどの人にHDLの値の上昇が見られます。実際、糖質制限食を実行したところ、行う前は 69mg/dl だった HDL の値が 99mg/dl まで上昇しました。 一般の病医院では、HDL を上昇させるため一般の病医院では、スタチン系の薬が用いられますが、HDL の値を 1 割程度しか上げる効果がありません。
糖質制限食の効果は、こうした薬よりもはるかに優れているともいえるでしよう。 糖尿病の治療に使われる薬についてはこちら なお、LDL については、当初、低下する人も上昇する人もいますが、半年から1年で基準値内に落ち着いてきます。 HDLの値を上昇させるには、速歩も有効です。
食後に1日 30 分くらいから始めて、少しずつ速度を上げ、距離を伸ばしてください。糖質制限と併せて食後の速歩も行えば、コレステロール値の改善効果はさらにアップします。
HDL 上昇には速歩が効果的
速歩は、食後に1日30分くらいから始め、少しずつ速度を上げ、距離を伸ばしていくといいでしょう。糖質制限食と併せて行えば、コレステロール値の改善効果は最大になる。
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