気になっていた下半身太り、太鼓腹も蒸し生姜で改善しスリムに

夏は代謝が低下し、痩せにくい

女性がダイエットをするのは、夏が多いのは、夏は薄着になるうえ、「夏やせ」に便乗してしまうという作戦です。 しかし、意外だと思われるかもしれませんが、夏は実はやせにくい季節です。

暑さに対して、体が「これ以上、熱をつくるまい」と反応し、代謝を上げないようにするからです。しかも、冷房のきいた部屋に長くいる方は、体の芯が冷えて内臓の機能が低下し、ますます代謝が落ちてしまいます。最近は、夏の間、どこのお店に行っても冷房が効きすぎていて1枚羽織るものがないと寒いのが当たり前になってしまいました。 実は、夏やせといわれるケースのほとんどは、食欲が減退しているだけです。夏バテです。結果として体重がへったとしても、代謝が悪い人は秋になってリバウンドしやすくなります。つまり、肥満対策で最も重要なのは、体を冷やさず、全身の血流をよくして、代謝を促進することなのです。

過剰なダイエットで内臓機能が停止しまうにもあるように過激なダイエットを体調を崩してしまう原因になります。 そこで、お勧めのダイエット方法が、生姜を積極的に摂取すること。生姜は、体を温める働きが抜群です。ジンゲロールとショウガオールという2つの辛み成分が、体を芯から温めて、やせやすい体にしてくれるのです。 体が温まってくると自律神経も安定してくるので体調がよくなってきます。

ジンゲロールには、血管を拡張して体温を上げ、免疫力を高める働きがあります。一方のショウガオールは、体内の脂肪や糖質を燃焼させることで体温を上げ、肥満や高血圧などに有効です。 ダイエットにはショウガオールのほうが効果的ですが、残念なことに、生の生姜に含まれているのは、ジングロールがほとんどです。

しかし、ある方法によって、ショウガオールをふやすことができます。それが、「蒸し生姜」です。 蒸し生姜は、生姜を一度、蒸してから、乾燥させて作ります。加熱することによって、ジンゲロールの一部はショウガオールに変化します。そのため、生の生姜に比べて、ショウガオールの含有量が飛躍的に増加するのです。

3ヶ月で4kgも痩せられた

漢方の世界では、肥満には主に2つのタイプがあるとされています。1つは、筋肉が少なく、むくみやすい水太りタイプ。もう1つが、体力があり、おなかの皮下脂肪が多い固太りタイプです。

水太りタイプは、汗や尿の量が少ない女性に多くて、下腹がポッコリしている、いわゆる下半身太り型。 そして皮下脂肪が多い固太りタイプは、中高年男性に多く、かなりの確率でなにがしかの生活習慣病も抱えている太鼓腹型です。

それぞれに適した漢方薬がありますが、両方に共通して含まれている生薬(漢方の原料)が、生姜です。つまり、生姜はいずれのタイプの肥満にも効果的ということです。 30代の女性Aさんは、蒸し生姜を紅茶に加えて毎日飲むようにしたところ、3ヶ月で体重が4kgへり、長年の悩みだった下半身太りを解消できたそうです。

同じように、毎朝、蒸し生姜紅茶を飲んでいたら、1年で20kgもの大幅減量に成功し、肌もキレイになったという40代の女性もいます。 また、太鼓腹タイプで、長いこと体重が100kg以上もあった60代の男性Hさんは、蒸し生姜を料理に活用したら、すぐに体重がへり始めました。しかも、体重が100kgを切るころには、血糖値も大幅に下がり、糖尿病の改善にも役立ったそうです。

「今度こそ、このおなかをなんとかしたい」と考えているかたは、ぜひ、蒸し生姜をお試しください。

蒸し生姜の作り方
  1. 生姜をよく洗い、皮つきのまま1mm の厚さに切る。
  2. 蒸し器やせいろを使い、生姜を30分ほど蒸す。
  3. ざるの上などに2を並べ、天日に干す。夏なら1日、冬なら3~4日間が目安。生姜の水分が十分に抜けて、からからに固くなるまで干す。
蒸し生姜の活用方法
  • そのまま食べる
  • みそ汁やスープ、鍋料理などの具材として使う
  • フードプロセッサーや電動ミル、すり鉢、キッチンぼさみなどを使って細かく粉砕し、紅茶などに入れる

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