「若さ」をとるか、「健康」をとるか

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多くの人が望む「不老長寿」ですが、これは東アジア独特の言葉で、中国・韓国・日本あたりしか使いません。アメリカなどでは、

不老( =アンチエイジング)と長寿へ= ロングライフ) は別々に考えられるものです。ロングライフの科学とは、エネルギーを少なくして代謝を減らし、体温を下げて、最低限の栄養で冬眠状態にする。そうすれば寿命は伸ばせるというわけで、

「粗食でやせれば長生きする」の発想ですね。一方、アンチエイジング、すなわち歳に逆らうこととは、30歳を20歳に、60歳を40歳に若返らそうという科学。

これは、若返るけれども寿命は短くなる、ということも多いのです。

歴史的に、アンチエイジングの代表的な試みは、ホルモン療法です。これはもともと女性の更年期障害の治療で、閉経した女性に女性ホルモンを投与すると、もう一度生理がきたり、シミがなくなったりしてぐんと若返ります。

しかし、女性ホルモンを投与すると今度は乳がんになる確率が100倍も増えてしまうことがわかっています。

ですから日本では、一部の治療目的以外、女性ホルモンの投与は限定的になっています。アメリカでは、「寿命が縮んでもいいから若返りたい」と願う女性が多いようで、自己責任のもとに処方されていますから、女性ホルモンは日本の200倍も使われています。ほとんど若さへのドーピングですね。

粗食は本当に体にいいの?

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食事は、文句なく残さず

飽食の時代と言われてから久しく、多くの人が「食べ過ぎ」を自覚しているためか、何年かごとに「粗食が体にいい」ブームが起こります。食べ過ぎ、飲み過ぎをなかったことにしてくれるこんな商品が売れまくっています。

たしかに、現代は24時間苦労しないで食べ物を見つけて口にできますから、食欲以に詰め込んでは、生活習慣病にまっしぐらです。

しかし、「腹八分目」と「粗食」は違います。たとえば、厳しい環境の中で生きている動物は、目の前のえさを逃したら、次にいつ食事にありつけるかわかりません。ですから、腹の中に詰め込めるだけ詰め込みます。

動物にはメタボもダイエットもありません。これを実験で、ラットをできるだけ動かさないようにして与えるえさも少なくすると、そのラットは長生きするのです。

ただただ長生きしたければ、生命を維持する最低限の栄養だけ摂って、活動量を少なくすればいいでしょう。一番いいのは「冬眠」状態です。

やせると長生きする、という説は、こんな実験からもきているのです。しかし、いくら「長生き」したいといっても、寝たままで余生を過ごしたいなどと思う人はいないでしょう。

そうすると、粗金艮ではとうてい体がもちません。かつて日本人は、一汁一菜といってご飯と汁物とおかず、それに漬物程度の食事をしていました。それが今や、主食はご飯だけでなくパンにパスタ、おかずも野菜・魚介類・肉・乳製品... あらゆるものを食べるようになりました。

中華、フレンチ、イタリアン、エスニック、その他どこそこの料理と、日常の食事にこれほど世界中の料理が入り込んでいる国があるでしょうか。そして戦前まで「人生50年」程度だった日本は、世界一の長寿国になったのです。平均寿命が著しく伸びた大きな原因は、栄養価の高いものを食べ、バラエティに富んだ食事をするようになったからと考えられます。

厚生労働省によると、高齢者数の統計を取り始めた50年前には、100歳以上の高齢者は全国で150人程度でしたが、2012年には5万人を突破し、330倍を超える計算になります。

人数はともかく、昔も今も、そういう長寿な人々は、バランスよくなんでも食べているのです。実際に、100歳を超えて元気でいる方々は、みな食いしん坊です。

陸上競技の投てき3種目で10 0歳以上の部門で世界記録を持つ故・下川原孝さんは「全部残さず、文句なく」がモットーの食生活だったといいます。好き嫌いや味の注文はせずに、出されたものを美味しく召し上がられたそう。

また余談ですが、下川原さんは健康法として朝、コップ1~2杯の水を3分ほどかけて味わうように噛みながら飲むことを実践されていたとのことです。

体にいい食べ物か悪い食べ物か、などと神経質に考えず、和食でも洋食でも、肉でも魚でも、出されたものは何でも美味しく食べる。甘いものもお酒も、決して遠ざけることなく楽しむ。長生きしたいと食べ物に気を追って毎日を過ごしたわけではなく、楽しく美味しく何でも食べる。つまり、バランスのとれた食事をよく噛んで食べ、その結果、無理なく長寿になったというわけです。

生活習慣病の原因として現代人はコレステロール高い、中性脂肪などが高く、脂肪の摂りすぎを指摘されていますが、一方で糖質制限食では、デブになるのは、炭水化物で脂肪ではない...というのもあります。糖質制限食では、肉や脂の制限はなく炭水化物(ごはん、パン、パスタ、うどん)などを制限します。

医師によってはコレステロールは細胞を作るために必須で制限すると体に悪影響がでるという指摘もあります。しかし、相変わらず企業検診などでは、毎年のようにコレステロールが高いと指摘されてストレスに感じている人も多いでしょう。この時、本人もストレスですが、食事を作る奥様方にもストレスがかかりますね。

日本人は、健康への関心がとても高いことで有名です。「交感神経」や「メタポリックシンドローム」のような専門用語も、テレビや雑誌を通じて広く浸透しています。しかし、その一方で何となく体にいい、体に悪いという曖昧な知識が一人歩きしていることも珍しくありません。それが間違った健康法、やってはいけない健康法につながってしまうのです。

健康に対する何気ない誤解を解きながら、本当に健康にいい方法とは何か探っていきます。「あ、これはやってしまっている」という健康法があれば、一度見直してみてはいかがでしょうか。

まず健康法の中で、もっとも誤解されているのは、「コレステロールを下げようとする」健康法です。生活習慣病を予防する、というと必ずやり玉に挙がるのが「コレステロール」。

巷には、コレステロールを下げる飲み物やコレステロールのない食用油が人気を集めています。しかし、コレステロールとはどんなものか、実はよくわかっていない人が多いのではないでしょうか。

私たちの体は、成人で約60兆個の細胞からできていて、その1つ1つが細胞膜で仕切られています。この膜をつくっている成分の1つがコレステロールです。また、性ホルモンなど各種ホルモンがつくられる際にもコレステロールは欠かせません。つまりコレステロールは、細胞やホルモンという人間が生きていくうえで不可欠なものの原料ですから、足りなければ大変なことになります。

少なすぎれば、血管が破れやすくなったり、病気に対する抵抗力が弱くなったりして、さまざまな不調を引き起こします。ワしかし、今や「コレステロール悪者説」は、すっかり定着しています。

そのきっかけは、1913年、ロシアでうさぎにコレステロールの高いエサを与えたところ、動脈硬化が起こったという実験でした。これは後に、実験の仕方に問題があったことがわかっています。しかしその後アメリカで、コレステロール値が高い人ほど心筋梗塞のリスクが高い、という調査結果が出て、世の中の医学常識になっていきました。

日本のガイドラインでは以前、血液中の総コレステロール値240mg/dl以上が高コレステロールの基準でしたが、1996年に、220mg/dl以上と数値が下げられました。それ以上は異常であり、治療の必要があるとされたのです。この数値に対しては疑問を投げかける医師や研究者も増えており、多くの調査や研究がなされてきました。

日本脂質介入試験」という日本人約5万人を対象とした、初めての大規模な臨床試験では、次のような結果が出ています。

  • 総死亡率が低いのは、総コレステロール値200~280mg/dlである。
  • 総コレステロール値が180mg/dl未満になると、がん死亡者が増える(280mg/dl以上のグループのおよそ5倍)

そして、2010年に日本脂質栄養学会が、もっとも長生きをする総コレステロール値は260~280mg/dlとし、通説とは逆に、ここから数値が低くなればなるほど病気による死亡率が高くなる、と発表して大論争になりました。

コレステロールは食事で摂取されていると思われがちですが、それは全体の20 %程度にすぎず、80%は肝臓など体内の臓器でつくられます。毎日一定量が合成され、それで足りない分は食べ物から取り入れられ、小腸から吸収されます。食事から摂る量が少しくらい増えても、体内でつくられる量を減らして総量が保たれるようになっているのです。

また、もっとも多く存在するのが脳で、コレステロール全体の約20%は脳細胞に集中し、脳で使われています。りですから、コレステロールと脳の働きは深く関係し、コレステロール値が低くなると気力が失われたり、うつになったりするのは、脳の働きが低下するからだと考えられます。

コレステロールが少なければ、頭の回転が悪くなると言えるのではないでしょうか。コレステロール値は高すぎてもいけませんが、低すぎるリスクのほうが大きいのです。しかも、コレステロール値を下げる薬はあっても、上げる薬はないのです。

病院にいくと、コレステロール値が高いとすぐ降下薬を処方されます。コレステロール降下薬の年間売り上げは3000~4000億円とも言われます。その7剖は女性が飲まされているのですが、女性は閉経後に必ずコレステロール値が上がるからです。

病院の経営者や製薬会社の意図が絡んでいるのではないかと疑いたくなります。まとめると、総コレステロール値は300mg/dlまでなら放っておいても大丈夫でしょう。心臓さえ悪くなければ、300までなら数値が高いほどアグレッシブに動けるし、生命力も高まるのです。

300以上でコレステロールが高いことを心配していらっしゃる方は、こちらの「コレステ生活」です。

上の血圧が、140 mmHGちょっとで、糖尿病。それほど心配ないように思うこのケースがいちばん危険だと思っています。

糖尿病はズバリ!血管の病気です。常時血糖値が高いと、微小血管の内側の紳胞がジワジワと傷つけられ、慢性炎症を起こします。 そして、グルコーススパイクが繰り返し起きると、大血管が急性炎症を起こして破壊されていきます。

グルコーススパイクはこちら

そこに140 mmHG以上の圧がかかったらどうでしょう。脳卒中、心筋梗塞、下肢動脈閉塞症、腎不全を起こす可能性が一気に高まります。 だからこそ、血糖値の管理とともに血圧の管理が大事なのです。脳卒中も心筋梗塞も腎不全も、命にかかわる病気です。

5年生存率、50% 。幸いにして死まで至らなくても、半身不随、歩行困難、麻痺などの重大な後遺症を残したり、透析治療を導入することによって、生活の質は著しく低下する可能性があります。

そこから、寝たきりにななってしまうケースも少なくありません。糖尿病は生き残っても地獄、死ぬも地獄の病気なのです。ですから、糖尿病になったら、まずすべきことは血圧管理です。血糖値をコントロールすることは当然ですが、同時に血圧を130/80 mmHG未満に維持すること。そのうえで、中性脂肪値を上げないこと。

LDLコレステロール値とHDLコレステロール値の比を2.0以内に保つこと。 いかに血管の病気を進行させずに人生を全うできるか。糖尿病は、その闘いでもあるのです。ところがこの病気は、いくら一生懸命努力して、治療に努めても、何かが治ったという実感がほとんど得られません。

まるで雲をつかむような聞いです。だからこそ挫折する人が多い。しかしあきらめたら、挫折したら、この病気との闘いに負けたことになります。

高い血圧を下げる、高い血糖値を下げるには発酵黒豆エキス

いびき防止グッズ「絆創膏」

のどの渇きを防いで安眠につなげる

睡眠中に口内やのどが渇いて不快になり、目が覚めてしまうことがよくあります。これは、老化現象の1つでもあるようですが、高齢者でなくても空気がひじょうに乾燥しているときやお酒を飲んで寝たとき、またはいびきをかく人や蓄膿症の人にもよくみられます。

このような場合、いったん起きて水を飲んだりすると、目が覚めてしまい、なかなか再び寝つくことができません。

不眠症と睡眠障害はこちら

1度や2度ならいいでしょうが、毎日のようにこれが続くと、なんとなく体がだるくて疲れやすくなり、そのうち体調を崩してしまいます。 睡眠中に口内が渇く原因の多くは、口を開けて呼吸をしているからです。

「口を閉じて鼻で呼吸しながら眠れば渇かない」はずだと思い切ってばんそうこうで口を封じてみたのです。 すると、鼻呼吸になって舌の根元がのどのほうに落ちないため、いびきが小さくなり、口の渇きがなくなってきたのです。途中で目が覚めることもなく、快適な睡眠がとれるようになりました。 ばんそうこうは、市販のもので、口唇にガーゼがかかるようにし、口に斜めにはります。口呼吸の害は意外に影響が大きいといえるかもしれません。

突然死が怖い「睡眠時無呼吸症候群」

近年、夜中の突然死の原因として注目されている病気に、睡眠時無呼吸症候群があります。 この病気は睡眠時に呼吸が断続的に停止するもので、1976年にアメリカの睡眠学者が「7時間以上の夜間睡眠の間に10秒以上の呼吸停止が30回以上認められる場合を睡眠時無呼吸症候群とする」という定義を提唱し、知られるようになりました。

現在の診断基準は、「睡眠1時間あたり10秒以上の呼吸停止が5回以上認められる場合」とされており、1時間に20回までなら軽症、50回以上は重症と考えます。 この睡眠時無呼吸症候群の9割は、上気道(鼻からのどにかけての空気の通り道)の閉塞だけで胸や腹の呼吸運動が保たれている閉塞型です。

その原因は、肥満や扁桃肥大、慢性副鼻腔(いわゆる蓄膿症)などののどや鼻の病気で、脂肪がふえて筋肉に締まりがなくなってくる中高年の男性に多いこと、習慣性の大いびきをともなうことなどが特徴としてあげられます。 無呼吸によって睡眠が分断されることにより、日中の過度の眠け、注意力や集中力の低下、起床時の頭重感や口の渇きなどの症状も出てきます。

そして、こうして夜間にきちんと眠れない状態が続くと自律神経(意志とは無関係に内臓や血管などの働きを支配している神経) のバランスが崩れて、血圧の上昇や不整脈が起こりやすくなったりし、最悪の場合は脳梗塞(脳の血管が詰まって起こる病気)や心不全で突然死する危険も出てくるわけです。 いびきのひどい太り気味の中年男性で、起床時に熟睡感が得られず、頭重感や口の渇きのある人は、家族に睡眠時の呼吸状態を確認してもらい、疑わしい場合には、早めに専門医の診断を受けるようにしてください。

横向き寝をして気道を広げる

睡眠時無呼吸症候群の治療は、肥満ならダイエット、扁桃肥大なら扁桃の摘出というように、原因によって異なります。 主に、肥満が原因の軽症のケースは精神科だけで対処しますが、この場合、ダイエットとアセタソラマインドという呼吸促進作用のある薬を使っての治療が基本となります。

そして、これらに加えて必要になってくるのが、寝酒、寝タバコの厳禁と、枕なし(または低い枕)の横向きの体位で寝ることなどの生活指導です。 アルコールやタバコはのどの粘膜を収縮させて気道を狭める一因になります。同様に高い枕を使っての上向き寝も解剖学上、もっとも気道が狭まる体位でよくありません。

頭を低くした横向き寝は、逆に解剖学上気道がもっとも開く体位なのです。枕がどうしても必要なら、真ん中がへこんだ形のものを使うのがよいでしょう。ただし、現実的に横向き寝を一晩じゅう継続するのは難しく、多くの人は「横向きで寝はじめたのに、途中で無意識のうちに上向きになってしまう」と訴えます。 そこで、横向き寝を維持する1つのアイディアとしてすすめるようになったのが、パジャマの背中側に硬式のテニスボールを装着して寝る方法です。背中にボールがあれば背中が痛くて上向きでは寝られないので、寝返りを打っても自然に横向きが保たれるようになるわけです。 ポケットの口をボタンやスナップで止められるようにしておけば、睡眠中にボールが飛び出すこともありません。

睡眠時無呼吸症候群で治療中の人やいびきでお悩みの人は、ぜひお試しください。 抱き枕も効果的です。枕を抱くことによって横を向けるのでいびきを防止できます。 →王様の抱き枕

命にも関わる睡眠時無呼吸症候群

3つに分類できる

睡眠時無呼吸症候群は、最近その病名をよく耳にするようになりましたが、実際にどういう病気なのかは意外と知られていません。 また、「呼吸が止まっているようだ」と家族に指摘されないかぎり、本人にとっては眠っている間に起こることですから、自覚がないこともあって放置しがちな病気です。

睡眠時無呼吸症候群は、文字どおり、睡眠中に呼吸が止まる状態です。のどの気道(空気の通り道)の上部がふさがる「閉塞型」と呼吸中枢の機能低下によって起こる「中枢型」、さらに両者が混合した「混合型」があります。現在、無呼吸症の診断を受ける人のほとんどは、閉塞型であるといわれています。 では、なぜ眠っている間に呼吸が止まるのでしょうか。

閉塞型の場合は、上気道(鼻からのどにかけての空気の通り道)が狭くなってしまうためで、中枢型の場合は気道には異常はないのですが、脳の呼吸中枢から呼吸筋への命令伝達がうまくいかないことが原因です。 混合型の場合は、両者の要素が混じって起こります。呼吸が止まるというとびっくりされるかもしれませんが、もちろんずっと止まっているわけではありません。専門的にいえば、眠っているときに10~90秒(平均30秒ほど) の無呼吸状態が一晩に30回以上くり返されると、無呼吸症候群と診断されます。

いびきをかく人は要注意

いびきを甘くみてはいけない

このようなことがなぜ起こるかを説明する前に、まず鏡で口の中をじっくり見てください。すぐにのどの真ん中の奥にある口蓋垂( のどちんこ)とそのすぐ上にある上顎の奥のやわらかい部分である軟口蓋が見えるはずです。

そして、口蓋垂の真下から舌が突き出ているはずです。舌のつけ根のことを舌根といいます。 上気道を囲んでいるこれら筋肉は、起きているときはそれぞれの位置にきちんと位置していますが、上を向いて眠ってしまうと、緊張が低下して筋肉が弛緩し、口蓋垂と軟口蓋が後方に垂れ下がっていきます。 すると、上気道をふさぐことになり、同時に舌根も重力で上気道に落ち込んでしまいます。

そのため、上気道は起きて座っているときにくらべてかなり狭くなってしまうのです。肥満や鼻の病気などでもともと上気通が狭い人だと、狭いところに口蓋垂と軟口蓋、舌根が垂れ込んでくるわけですから、気道が完全にふさがれてしまい、窒息状態を起こすのです。

そうなると満足な呼吸ができませんから、血液中の酸素の濃度が低下し、二酸化炭素の濃度が上昇します。さらに、脳にある呼吸中枢が刺激されて息を吸い込もうとすると激しい呼吸運動が起こるのです。 その結果、最終的には強い呼吸運動が上気道の閉塞に打ち勝って、空気が肺に送り込まれます。

このとき、狭くなった軌道の壁が振動して、吸気性の激しいいびきが起こります。こうした閉塞型の無呼吸を起こしやすい人の条件は、「肥満」「老化」「飲酒」「過労」です。太ると、首の周囲や気道の周辺に肉がついて上気道を狭くします。とりわけ、首が短い猪首型の人に起こりがちです。

また、年をとると筋肉の緊張が弱くなって口蓋垂と軟口蓋などがたるんでしまうため、あお向けに寝ると口蓋垂などが後方に落ち込んで上気道を狭くします。そのほか、過度のお酒は決して質のよい眠りが得られるわけではありません。しかも、「前後不覚」というほどに飲むと、気道周辺の筋肉を弛緩させることになります。過労もまた、ぐったりと眠り込んでしまうため、筋肉は完全に弛緩してしまいます。いずれの場合も、いびきをかく率の高さと比例していることにお気づきでしょう。大いびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみる必要があるというのは、以上のような理由からです。

循環器系に負担がかかる

睡眠時無呼吸症候群が慢性的に起こると、快眠が妨げられて脳の休息が損なわれるだけではありません。もっとも怖いのは、息を激しく吸い込むために、胸郭(胸の周りの骨格)の中の圧力が上がったり下がったりすることで、肺や心臓などの循環器系に負担がかかることです。

循環器系の中でもとくに、体全体に酸素叩を循環させる肺循環に負担がかかります。全身をめぐった血液は、心臓の4つに分かれている部屋の1つである右心房から右心室に入り、その後心臓のポンプによって肺に送り出されるのですが、その肺循環に負担がかかってしまうため、右心室が肥大してくるのです。 その結果として、全身性高血圧症、心筋梗塞などを起こしやすくなります。また、血液中の酸素がへって二酸化炭素がふえ、低酸素状態になるので、すぐには目立った変化はなくても、長い間には脳にも悪い影響が現れます。

無呼吸になるのを防ぐには、横向きに寝ることです。うつぶせでもかまいません。いびきをかく人を横向きにすると、それだけでいびきが止まることはよく知られていますが、無呼吸も同じ理屈です。上を向いて寝るから口蓋垂と軟口蓋が後方に沈下し、舌根などが後ろに垂れ下がるわけです。横を向いて寝ると上気道のほうには垂れ下がらず、横向きになるだけで低酸素状態を防ぐことができます。これはいうまでもないことですが、過度のアルコール摂取や過労を控え、肥満の方は体重をへらすよう日々努力することが大切です。

抱き枕などを利用するのも手です。

のりペプチドが血圧を下げ、便秘、冷え症なども改善

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降圧剤と同じ作用で血圧を下げる

日本の朝食に欠かせないもの、それはのりです。ふだんは何げなく食べているどちからというと地味なのりですが、じつは健康を守るすばらしい力が秘められています。 のりには、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEがたっぷり含まれているほか、動脈硬化や心筋梗塞を予防するといわれるEPA( エイコサヘペンタエン酸)も豊富。

さらに、「海の大豆」と呼ばれるほど、タンパク質が多いのも特徴的です。また、血圧低下作用があると近年注目されているのが、ペプチドという成分。 ペプチドとは、複数のアミノ酸の分子が結合した物質なのですが、この成分が、体内で血圧を上げるアンジオテンシン(ACE)という酵素の働きを抑制し、血圧の上昇を防ぐのです。

これは、病院で処方される「ACE阻害薬」という降圧薬の仕組みと同じものです。

病院で処方される降圧剤についてはこちらです。

さて、ここでペプチドに高血圧の改善に効果を示した実験です。 実験には93名によるものです。そのうち高血圧のかたは64名、29名は正常な血圧の人です。これは血圧に問題がない人がペプチドを摂取しても安全なのかを確かめるために参加してもらったものです。この実験で使用したのは、ペプチドを抽出し粉末にしたのり食品。これを1日0.9~1.8 gとってもらったところ、実験前の高血圧の方の平均が、最大血圧157 mmHG、最小血圧は約95 mmHGあったのに対し、わずか35日間で最大血圧の平均が約142 mmHG、最小血圧は82 mmHGまで低下していたのです。

また、正常値の人が飲んでも、血圧が下がり低血圧になることはなく、副作用がないことも確認できました。 このペプチドをとることで血流が改善することも確かめられました。血のめぐりがよくなれば、冷え症や便秘、肩こりなどの改善にもつながるといえるでしょう。このように、ペプチドをはじめとするすばらしい成分を含むのり。皆さんも、のりの栄養素を簡単に摂取できる「黒酢のりスープ」を毎日の食事にとり入れてみてはいかがでしょうか。

黒酢のりスープの作り方

  1. もみのり2~3g 、黒酢大さじ1 、お湯150ml、しょうゆ小さじ1/4を用意する
  2. すべての材料をカップに入れる
  3. かきまぜるだけで黒酢のりスープの完成

黒酢の効能、効果

黒酢で健康パワーアップ

抗肥満アミノ酸がダイエット効果

ここ最近、健康や美容に役立つ食品として人気がある黒酢。では、なぜ黒酢をとると体の不調が改善するのでしょうか?

降圧剤にも匹敵するほどの効力がある「酢」

高血圧の人には酢が降圧剤同等の効能があることでも知られています。 酢が人気の理由のひとつに、体のPHを黒酢が調節してくれることです。通常、体は、中性の7.4を基準にして、酸性・アルカリ性に区別されます。酸性とアルカリ性は水素イオン濃度「pH」であらわすのですが、pHが7.2になったただけでも、酸性ということになります。 体内の細胞と細胞の間を往復している「細胞間質液」は、生きるために必要不可欠な細胞のエネルギー代謝に深く関係しています。

細胞問質液のpHは非常に変化しやすく、7.4~6.8の間を揺れ動いています。体はこのPHを一定に保とうとしていますが、少しでも酸性に傾くと、冷え症や肩こりの原因となるだけでなく、インスリンやアドレナリンの分泌量が減り、高血糖を引き起こしてしまいます。

実際に、細胞問質液のpHが7.2になつただけでも、インスリンの作用が50%も低下することがわかっています。

ところが、黒酢には酸性になってしまったPHを7.4に戻してくれる働きがあるため、高血糖の予防・改善、冷え症、肩こりなどにも効果的といえるのです。 黒酢には抗肥満アミノ酸も豊富に含まれています。米やパンなどの炭水化物は、体内に入るとグルコースという物質に変化し、脂肪細胞に吸収されることによって、肥満の原因である体脂肪に変わります。抗肥満アミノ酸は、グルコースが脂肪に変わるのを防ぐ働きを持っています。 さらに、黒酢は血液中のグルコースそのものを燃やす効果もあるので、ダイエットや肥満予防に高い効果を発揮するのです。

最近の研究では、総コレステロールや中性脂肪を著しく低下させることも判明。また、赤血球をやわらかくして血液をサラサラにしてくれる働きも。血流がよくなれば、冷え症や肩こり、さらには体質改善につながり、アレルギー性鼻炎なども改善するでしょう。「黒酢のりスープ」は、黒酢と同じ血圧低下作用があるのりといっしょにすることで、相乗効果が期待できます。

黒酢のりスープの作り方

  1. もみのり2~3g 、黒酢大さじ1 、お湯150ml、しょうゆ小さじ1/4を用意する
  2. すべての材料をカップに入れる
  3. かきまぜるだけで黒酢のりスープの完成

黒酢でパワーアップ

健康診断でも太鼓判黒酢の効能

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黒酢は冷えた体も温める

黒酢の産地として有名な鹿児島県に住んでいるため、黒酢はいつも身近な存在です。地元では「あまん」といって、子供からお年寄りまで定番の食品です。 ふだんは、お漬け物や酢の物、サラダなどに使ったり。お刺し身も黒酢で食べるのがあたりまえですね。

お客さまが来られたときも、お茶やジュースがわりに黒酢の水割りを出しますし、 手土産に差し上げることも。 郷土料理の湯なますにも、黒酢を使います。じつは、湯なますは「黒酢のりスープ」をアレンジしたような料理。作り方は、せん切りにした大根とにんじん、ぶつ切りのいわしをだし汁に入れて、黒酢を加えてでき上がりの簡単レシピです。これに、のりを入れれば、アクセントになってさらにおいしくなるんです。

ホルモンを増加して若々しい体に

黒酢をふんだんにとり入れている食生活のおかげか、75才になったいまでも、健康そのもの。ここ数年でカゼをひいたり、寝込んでしまうようなことは一度もありません。 黒酢を毎日とっているおかげで、血液はサラサラの状態です。

休も心も若々しい!大根とにんじん、ぶつ切りのいわしをだし汁に入れて、黒酢を加えてでき上がりの簡単レシピのおかげです。 これに、のりを入れれば、アクセントになってさらにおいしくなります。。疲れがたまることもありますが、そんなときには「黒酢のりスープ」や酢の物をたっぷり食べます。 疲労回復には甘いものとよくいいますが、酢のほうが効果が高いように感じます。健康診断でも、どこも異常は見当たらないといわれます。この年で、血液もサラサラとのこと。

ありがたいことに、便秘とも無縁なんです。 黒酢には、アミノ酸やビタミンC、クエン酸などが豊富に含まれていますし、酢には唾液をつくる働きもあるんだそうです。唾液にはホルモンを増加させる力があるらしいので、こんなに元気でいられるのは、きっとそのおかげなんでしょうね。これからも、黒酢の健康パワーで、元気に笑顔で過ごしていきたいと思っています。

黒酢のりスープの作り方

  1. もみのり2~3g 、黒酢大さじ1 、お湯150ml、しょうゆ小さじ1/4を用意する
  2. すべての材料をカップに入れる
  3. かきまぜるだけで黒酢のりスープの完成

黒酢で健康パワーアップ | 100種類のサプリメントの効能と効果