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少し前までは 加齢 ダイエット 年をとっているのでダイエットは意味がないと考える人が多数いました。老化に閲し、今までの常識は非常識であることが最近ではどんどん判明しています。

加齢 太る 原因がわかってきた

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70歳を過ぎても脳細胞が増える 加齢 ダイエット は意味がないわけではない

例えば、70歳を過ぎても脳細胞が増えることも判明し、何歳になってもトレーニング次第で記憶力は増し、頭の回転も良くなるということが分かりました。

これまで、脳細胞は胎児の時は増えますが生まれてきたらもうほとんど増えない、特に年を取ったら減るだけだ、と言われてきました。

しかし最近では、脳細胞は70歳を過ぎても分裂し、増えることが分かりました。アメリカのカリフォルニア州サンディエゴのソーク研究所で、スウェーデンのエリックソン氏により明らかにされました。

エリックソン氏は、ガン細胞が分裂して増えるときに赤い光を出す薬を利用して、脳細胞が増えるかどうかの研究を思いつきました。

私たちの神経細胞は電線のように突起が伸びています。突起が伸びたものはもう増えない訳ですが、私たちの脳の中には幹の細胞のようなものがあってこれが分裂して死んだ細胞を絶え間なく補っているのです。脳梗塞になった時も増えることは増えますが、急速に増える訳ではないので残念ながら機能を完全に回復することはできないのです。それでも脳の中で新しい細胞が増えているということは私たちに大きい希望を与えるのではないかと思います。

90歳でも骨密度が増える 加齢 ダイエット は意味がないわけではない

また、90歳でも骨密度は増えますし筋肉も付きます。筋肉量も骨密度もピークは20代。その後は減少の一途をたどり、筋肉量は50代から1年間で1〜2%減り、骨密度は65歳から1年間で1.5%ずつ減っていきます。最も衰えやすいのは、太ももなどの下半身の筋肉です。

しかし、筋肉や骨に効率よく刺激を与えると、老化を止めることができます!
「運動は苦手だけど、筋力と骨力をつけて、一生歩ける足腰でいたい」という願いはすべての人の願いと言えるでしょう。

人生100年時代となりましたが、現在でも1270万人の方が骨粗しょう症に罹患しており、そしてその予備軍の方はさらに数倍いると考えられます。歳を重ねてからの骨折は、寝たきりになるリスクもあります。
90歳になっても、自分で身の回りのことが出来、好きなところへ出かけ、家族とのイベントを一緒にこなせるというのが、幸せな健康スタイルの一つとも言われています。
早いうちからの、骨のケアはとても大切です。

年だからと諦めてはいけないのです。寿命は120歳限界説が破られ、加速度的に最高寿命は伸びています。これからは「もう年だから...」という言葉は、20世紀の過去のものとして捨ててしまいましょう。やればできるのです。ただやっていないだけなのです。

基礎代謝の低下脂肪細胞の老化

若い頃と生活スタイルや食事量は変わっていないのに、20代後半頃からなぜだか太りやすくなった。しかもダイエットしてるのになかなか痩せない!加齢によって太りやすくなるのは、運動不足や基礎代謝の低下が原因と考えられていますが、脂肪細胞そのものが老化するという説もあります。

実はこの『脂肪細胞』の老化を抑える事で年をとっても太りにくいカラダを作れるかもしれないんです。

これまでは中年太りは受け入れるしかないというのが常識でした。加齢で基礎代謝が減少するには理由があります。

  • 成長期を過ぎると、肉体を維持するエネルギー以外は不要になってくるから
  • 老化により細胞が生まれるサイクルが遅くなる
  • 筋肉量が減る

基礎代謝が低下すると、今までと同じように運動をしていても消費カロリーが少なくなるため、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れます。

結果、歳を取ると若い頃のようには脂肪を燃焼できず、脂肪がつきやすい体になるのです。

男女問わず、太ると内臓脂肪がおなかに付きやすくなりますが、内臓脂肪が増えると食欲を抑えられなくなるので、肥満のループに陥りやすくなります。

食事では、筋肉をつくる「たんぱく質」や代謝を促す「ビタミン」「ミネラル」を摂取し、「糖質」を避けるのが王道です。

可能であれば運動も積極的に取り入れて筋肉を増やしましょう。筋肉が増えると基礎代謝も上がります。

よく「運動すると筋肉がついて太くなるから嫌だ」という女性がいますが、女性は普通に運動しても筋肉はそこまでつかないのでご安心を。太いのは脂肪のせいです。

プロの女性ボディビルダーでも筋肉をつけるのに苦労するそうですので、私たち一般人が頑張ってトレーニングしたくらいでムキムキになりませんから安心してください。

脂肪細胞の老化を食い止めたい

スウェーデンのカロリンスカ大学医学部内科のピーター・アーネル博士らの研究グループは、加齢に伴う肥満の原因を運動不足や基礎代謝の低下だけでなく、脂肪細胞の老化が原因だという仮説を立てました。

ちなみに「脂肪細胞」とは、細胞質に脂肪滴をもつ細胞のこと。

脂肪を蓄える役割を果たす「白色細胞」と、脂肪を燃焼する「褐色細胞」の2つがあり、白色細胞の数が多ければ多いほど太りやすくなると言われています。

成人男女54人を対象に脂肪細胞の代謝効率を約13年間にわたって調査し、「加齢に伴い、脂肪の代謝効率が低下する」という仮説をたてました。

言い換えれば、脂肪細胞の老化を食い止められれば、加齢による体重増加を防止できるかもしれないということです。

そのカギを握るのは、脂肪細胞が分泌するホルモン「アディポネクチン」にあります。

長寿者はこのアディポネクチンの血中濃度が高いとの報告もあり、「長寿ホルモン」とも呼ばれています。

脂肪細胞から分泌されるタンパク質「アディポネクチン」は、インスリンのはたらきを正常に戻す作用、動脈硬化を防ぐ作用、心臓を保護する作用など、生体に有益な多彩な生理活性を持つ"善玉"体内物質として注目されています。

  • 大豆食品(βコングリシニン)
  • くるみ、アマニ脂、えごま脂(オメガ3系脂肪酸)
  • 人参、トマト、おくら、小松菜
  • わかめ、あおさ、ひじき
  • とうがらし、しょうが、ウコン
  • シークワーサー(ノビレチン)

アディポネクチンの分泌を増やすには、内臓脂肪を減らす必要があるのでウォーキングなど適度な運動をしましょう!

食べ過ぎを防ぐためのポイント