サラダ油 健康に良い というのは間違い

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サラダ油 健康に良い というのは間違いです。魚の油と同様、普通のサラダ油は必須脂肪酸(オメガ6)です。健康に良いと1950年代以降大量に利用されてきましたが、この健康神話はすでに崩壊しています。

サラダ油そのものは悪くはないのですが、魚の油など(オメガ3) とのバランスが聞知題なのです。

魚の油とサラダ油のバランスは1対4がベストで、もともと和食はこのバランスをキープしてきました。

ところがサラダ油の頻用と、魚の摂取量の激減によりこのバランスは崩壊してしまいました。サラダ油の乱用は、魚の抽の効能とは逆にガン、アレルギー、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こすことが分かっています。

できればサラダ油の他にオリーブオイルやキャノーラ油(オメガ9)などを併用することをお勧めします。しそ油や亜麻仁油(オメガ3)ならもっと良いでしょう。

サラダ油 体に悪い理由

サラダ油が体に悪い理由は、主にその脂肪酸の種類と加工方法に関連しています。以下にいくつかのポイントを挙げて説明します。

  1. 高いオメガ-6脂肪酸の割合
    サラダ油は多くの場合、植物油(大豆油、コーン油、ひまわり油など)から作られています。これらの油は、オメガ-6脂肪酸を多く含んでいます。オメガ-6脂肪酸は体に必要な脂肪酸ですが、現代の食生活ではオメガ-6の摂取量が過剰になる傾向にあります。オメガ-6脂肪酸が過剰に摂取されると、炎症を引き起こす原因となることがあり、これが様々な健康問題に繋がる可能性があります。

  2. オメガ-3とのバランスの崩れ
    健康的な脂肪酸の摂取にはオメガ-3とオメガ-6のバランスが重要です。しかし、サラダ油に含まれるオメガ-6脂肪酸が多すぎると、オメガ-3脂肪酸とのバランスが崩れ、炎症反応が高まりやすくなります。これにより、心血管疾患や関節炎、さらにはがんのリスクが増すことがあると指摘されています。

  3. 加工過程での問題
    サラダ油は通常、高温で精製されるため、化学処理や溶剤(例えばヘキサン)を使用することがあります。この過程でトランス脂肪酸が生成されることがあり、トランス脂肪酸は心血管疾患のリスクを高める要因として知られています。

  4. 酸化しやすい
    サラダ油に含まれる不飽和脂肪酸(特にオメガ-6脂肪酸)は酸化しやすい特徴があります。酸化した油はフリーラジカルを発生させ、体内で細胞を傷つけ、老化や疾患の原因となることがあります。

  5. 過剰摂取によるカロリー過多
    サラダ油はカロリー密度が高く、過剰に摂取するとカロリー過多になり、体脂肪の増加や肥満を引き起こす原因になります。

これらの理由から、サラダ油を頻繁に摂取することは健康にとってリスクがあるとされています。より健康的な脂肪源(例:オリーブオイルやアボカドオイル)を選ぶことが、健康維持に役立つと考えられています。

油を味方にする、現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる オメガ3、6、9について

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