答えは、「×」です。
魚の油はEPA・DHAと呼ばれ、現代人に最も不足している必須脂肪酸(オメガ3)です。これらには頭の働きを良くし(健脳食)、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる働き(抗脂肪肝作用) もあり、魚をよく食べる民族であった日本人が頭も良く、コレステロールなどの蓄積で起こる動脈硬化性の病気が少なかったこともうなずけます。
さらに、ガン細胞の抑制、アレルギーの抑制、血栓溶解作用(脳梗塞や心筋梗塞の直接原因となるのが血栓) があり、元来日本人にアレルギーや高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞が少なかったのも魚のおかげだったのです。