ストレス 甘いもの で 解消 仕事と家事のストレスを解消していた私

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ストレス 甘いもの で 解消 仕事と家事のストレスを解消していた私について 少し紹介させてください。私は、夫と小学校 2 年生の子供をもつ会社員です。専門職についているのですが、会社でリストラがあって社員の数が減ったので、残った 1 人あたりの仕事が増えてしまい、夜遅くまで働いています。家事もなかなか大変です。会社の状況が悪くなってからこれまでとは異なり、とてもイライラするようになってしまいました。

ストレス 甘いもので解消

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リストラというのは、リストラされた人も大変ですが、残った方も本当にしんどいことを知りました。これまで 5 人で行っていた仕事を2 人で行うのですからひとりあたりは 2 倍以上の仕事をしなければ間に合いません。毎日必死でやっても終わらないのです。

途中でトラブルが発生すれば終わりの見えない闘いが始まります。本当に毎日がつらく会社に残れたことを喜んでいた過去の私をぶん殴ってやりたくなりました。

私の悩みは、便秘と冷え性で生理痛が重いことです。仕事のストレスも、こうした症状の原因のひとつになっているかもしれません。あと疲れているのに寝付きが悪くて体が休まりませんでした。私のこうした悩みはストレスが原因だと自分で思い込んでいました。

責任のある立場にあって男性に負けずに働こう、家事と両立させようと、少し頑張りすぎたのでしょうか。自分でも肩肘はって仕事をしていたような気はします。仕事も完璧にこなさないといけないと思っていたので常にストレスでイライラしていたように思います。完璧主義とまではいかなくてもある程度仕事も家庭も両立しなければいけないと頭の中にありました。

1 日の食事は、以前は、朝食に食パンやサラダを食べていたのに、いつのまにか菓子パンを食べるようになっていました。サラダも作らなくなってしまいました。子供や主人の分も冷凍食品ですませることが増えていました。あまり栄養のこととか体のことを考える余裕がなかったのです。

昼食は、忙しいので職場のデスクで済ませることが多く、コンビニで買ってきたサンドイッチやクロワッサン、ドーナツなどを食べていました。ときどき外食するときは、パスタやピザが多かったです。パソコンの前に座って仕事をしながら食べられるものを選んでいました。相変わらず甘いものばかりを選んで甘いジュースで流し込んでいました。

夜は、仕事を終えて家に帰り、私自身は 家事をひととおり終えて翌日の朝食の下ごしらえをすませた 21 時頃から食事を始めます。家族の分の食事は朝のうちに用意しておいて、子供には先に済ませてもらっているという感じでした。

私は、知らないうちに仕事と家事のストレスを甘いもので解消していました。家のことをひととおり片付け、深夜になってホッとひと息つくと、強烈な誘惑がやってきます。

ストレス解消にチョコレートやパウンドケーキを食べることが日課になっていたのです。チョコレートは、夕方の 3 時頃にいつも会社でも食べていました。一口食べるとすごくおいしくて手がとまらないので会社にも自宅にも買い置きをたくさんしていました。あっという間に買い置きもなくなっていたので知らず知らずのうちに大量に食べていたのでしょう。また、甘いものもアイスクリームを食べる日が増えていました。体は冷えてしまうのですが、脳はほしくてたまならいのです。

少しして、あまりにも冷えや生理痛がつらいので、思い切って病院へ行きました。すると、お医者様から、「糖分の摂りすぎのようなので、冷え、生理痛、生理不順、便秘や肌のトラブルが起きても不思議ではないですよ。と言われてしまいました。

私は糖質がこういった症状を誘発することを知らなかったので何でも過剰に食べるのは体によくないのだと知りました。

砂糖の過剰摂取を続けると、糖尿病の発症リスクだけでなく、骨粗鬆症やうつ病の原因になることもあると言われて驚いてしまいました。私も本気で糖質を制限したり、減らすことをしないとダメだと自覚しました。

病院で砂糖依存症とは、砂糖を大量には摂らずにいられない、いわゆる「甘いもの中毒」のことだと言われました。砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれ、薬物やアルコール並の中毒性・依存性があるといわれました。

糖質依存の原因は、主にふたつありひとつは脳の誤作動なんだそうです。糖質を摂ると血糖値が上昇しますが、分子の小さい砂糖はブドウ糖に分解されやすく、血糖値の上昇が急激。

血糖値が急上昇するとインスリンが一気に分泌され、今度は血糖値が急降下。こうなると脳が「空腹だ」と勘違いして「糖分を摂取して血糖値を上げろ」と誤った信号を出し、繰り返し甘い物を欲するようになるのだそうです。

もうひとつは砂糖を摂ることによって脳内で分泌されるドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンの影響。これらの脳内神経伝達物質は、人に幸福感や癒しを与える性質を持っています。「甘いものを食べる → 幸せになる」というサイクルを脳が覚えてしまうと、快感を得るために甘い物を欲するようになってしまうのだそうです。

糖質は消化されるとブドウ糖になり、エネルギー源に変わりますが、この時、必要になるのがビタミンB群や、カルシウムなどの栄養素。これらは体温の維持や脳の働きなどにも欠かせません。しかし、砂糖を多く摂るとこれらの栄養素が消化に使われてしまうため、体が栄養不足になりさまざまな症状が出るのだそうです。

私の生理痛や冷えそして便秘もこうしたことが原因だったようです。会社のリストラ前はこういった症状は皆無だったので、甘いものが原因だったのでしょう。

「砂糖が心の支えになりすぎています」と言われてしまったのです。でも、私は、甘いものをすべてやめてしまっては、ストレスに押しつぶされてしまうと思いました。甘いものをすべて断って仕事や家事をすべてこなすのはハードルが高すぎて無理だと思いました。

それを話すと、せめて夕方までは甘いものを我慢するようにというアドバイスを受け、会社でのおやつのチョコレートは、ストレス解消になっているので食べてもいいということでした。

そして、もし夜までお腹が保たないようなら、ドライフルーツやナッツや甘栗などを食べておくとよいと言われました。ドライフルーツやナッツは腹持ちがいいので糖質依存の方は糖質断ちの際によく食べるのだそうです。私も空腹や甘いものがほしくなるとドライフルーツをつまむようにしました。

また、夜遅くに食べる甘いものについては、依存が強く急にやめるのは難しいので、徐々にやっていくことになりました。

洋菓子よりは和菓子がよいということで、水ようかんやみつ豆といった和菓子を、深夜ではなく、食後に食べるようにしました。これだと食べ過ぎないからとのことでした。

こうして甘いものの食べ方を変えると、1 ヵ月経つ頃には、お通じがとても良くなって驚きました。

また、イライラすることが前に比べてほとんどなくなりました。自分では気づいていなかったのですが、糖質依存状態だったのかもしれません。つらかった体の冷えも以前ほどではなくなって、本当にうれしいです。なんだか気持ちまでスッキリしてきたので、このまま続けたいと思っています。

夕食が遅い人のための教科書

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