自律神経失調症は、持続的なめまいや頭痛、体調不良などの症状を訴える。これらの症状は、患者の首の筋肉のこりなどの異常を解消すれば、9割以上が治まると、東京脳神経センターが発表した。
長期間にわたって症状を訴える自律神経失調症の患者に、重い頭を支える首の筋肉の痛み・硬さなどの、異常を抱える人が多いことに着目。2006~2008年年5月月にかけて同センターに自律神経失調症で入院した265
人に対し、首の筋肉の異常を解消する治療を実施したところ、92.5%が1~3ヶ月で治癒した。
治療は、痛みや異常が首のどこにあるか36カ所をチェックし、それにもとづいて低周波治療器、温熱療法、針・灸、ビタミンB群の投与などを組み合わせるという内容。外来での治療も可能だという。
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