3 食のうちの 朝食 を抜き 1 日 2 食にすると やせる

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3 食のうちの 朝食 を抜き 1 日 2 食にすると やせる というのは本当でしょうか?これの答えは バツですし、決して痩せません。朝食 を抜くのは あらゆる理由から NG です。

朝ごはんを食べない生活が長く続くと、「いつエネルギーを補給してもらえる
のか分からない」と、体が危険信号を発し、低栄養に備えて脂肪を蓄えようと
するので、太りやすくなります。 これは、人間の体がいつ起こるかわからない危機に備えるための外せない働きです。

朝食で 食欲抑制ホルモン が増える

朝食 でたんぱく質をとると、胃で分泌される食欲刺激ホルモンが減り、腸で分泌される食欲抑制ホルモンが多くなるため日中の食欲が抑えられます。
また、朝食をとらずに空腹の状態で昼食をとると空腹を感じやすくなり、食べ過ぎや間食の原因になることもあります。

また朝食を食べずに空腹で昼食を食べるのは爆食になるのは言うまでもありません。逆効果です。やせないし、さらに血糖値が急上昇して昼食後に眠くなり仕事の集中力も下がってしまいます。午後の仕事が睡魔との闘いになってしまいます。

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朝は、ゆっくり寝て、ダイエットできるのなら一石二鳥と考えてしまう人も多いでしょう。しかし、現代の生活様式や日本人の栄養の代謝スピードから考えれば、1 日 3 食が基本です。日本人の基礎代謝はとてもゆっくりです。さらに、デスクワークなどだとさらにゆっくりになります。

1 日 3食 食べる意味

朝食を食べる意味はちょっと違った視点から考えてみたいと思います。1 日2000 kcal の食事を摂取した場合、3 食なら1 度の食事で代謝するカロリーは666 kcal です。1 日 2 食であれば 1000 kcal となります。

日本人の代謝は非常にゆっくりしたものなので、1 日3 食というのは負担がかからず良い食の摂り方なのです。先人の方が3 食 を生活習慣に組み込んだのは正解だったと思います。

現代食のように吸収スピードの速い食事の場合、1 度の食事カロリー数が高まり、代謝を急激かつ大量に行わなければならないので、代謝にかかる負担はシビアなものになります。

朝食はパン食より米がいい

また、朝食に食べるおすすめは 米 です。米 は粒食のため、ゆっくりと時間をかけて消化・吸収されます。さらに、米にはデンプンが含まれています。デンプンはブドウ糖が多数つながった状態のため、ゆるやかに血糖値を上げ、脳にブドウ糖を安定供給することができます。
また、玄米ならたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養価が上がります。玄米は食物繊維も含んでいるため、腹持ちも良くオススメです。

パン食が準備に簡単ということから増えていますが、米のほうがダイエット目的を達成しやすいと言えるでしょう。

ダイエットの効果から見てもパンよりご飯が有効的であることがわかっています。お米に含まれる炭水化物は、エネルギーとして消費されやすいため、適量を食べる分には太りにくいのです。 炭水化物は体を動かすためのガソリンになります。 炭水化物に含まれる糖質が、運動する時に使われるエネルギー源(グリコーゲン)となるのです。

小麦を「粉」にして作るパンや麺類よりも、お米を「粒」のまま炊飯したごはんのほうが、ゆっくりと消化・吸収されるため、腹持ちが良く間食を控えることができます。また、体に脂肪をつきやすくするホルモンの分泌が緩やかになるため、体脂肪の蓄積を抑制する作用も得られます。

糖質の中には小腸上部で早く吸収されるものや、小腸下部まで届きゆっくり吸収されものがある。糖質をゆっくりと吸収する食生活により、代謝を高め脂肪が燃焼しやすくなる。吸収速度がゆっくりだと満腹感を得やすくなり腹持ちも良くなり、結果として毎日の摂取エネルギー量を抑えられ、肥満を防止できるようになります。

朝食を抜くことを考えるよりもゆっくりな基礎代謝に合わせて食事ももっとゆっくり摂るようにすればいいということです。

朝などは、寝坊したい気持ちが優先して2~3分で食事をすませていないでしょうか?

このような無理を続ければ、いずれ代謝に関わる臓器が悲鳴を上げ、成人病になる確率は高まると容易に予測されます。代謝に優しい食の回数は1日3回以上です(食事と食事の間は最低3時間以上離すこと)。

朝食を摂る意味と重要性

また、糖は脳の唯一のエネルギーのため、朝食と食べないと糖が不足し脳も働きが鈍くなります。 ブドウ糖の不足は、ストレスの原因にもなります。 脳の唯一のエネルギー源のブドウ糖が欠乏する集中力が続かずイライラしやすくなります。 さらに低血糖状態になった体は、睡眠障害を起こしやすくなります。

朝食には、寝ている間に消費したエネルギーを補充し、脳を活性化させることで身体を目覚めさせる役割があります。その他にも、睡眠中に低下した体温を高めることや生活リズムを整える役割も持っています。

しっかり目覚めきっていない身体に活動のスイッチを入れるためにも、朝食をとることは大切だと言えるでしょう。また、朝食で自律神経の切り替えのスイッチになるこもあります。朝食を食べたら排便するなどの習慣化はやせる体づくりのためには必須です。

腹八分目で満足するために

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