ダイエット 脂肪 は摂ってはいけない 間違い

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ダイエット 脂肪 は摂ってはいけない 間違いです。脂肪は3大栄養素の1つです。予備エネルギー源として重要ですが、それ以上に人体の組織(脳、血液、骨髄、細胞1つひとつの細胞膜、ホルモンなど) をつくる原料として欠かせない必須栄養素です。

ダイエット 脂肪 は摂ってはいけない 間違い

「ダイエット中は脂肪を摂ってはいけない」というのは間違いです。

脂肪は確かにカロリーが高いため摂取量に注意が必要ですが、ダイエット中にも適切な脂肪を摂取することはとても重要です。以下の理由から、脂肪は完全に避けるべきではありません:

  1. 健康に必要な必須脂肪酸が含まれている
     オメガ3やオメガ6脂肪酸などの必須脂肪酸は、体内で合成できず、食事から摂取する必要があります。これらは心臓や脳、免疫機能に良い影響を与えるため、健康維持には欠かせません。

  2. 脂肪は満腹感を維持する
     良質な脂肪(オリーブオイル、アボカド、ナッツ類など)は、食後の満腹感を長時間維持するため、過食を防ぎやすく、ダイエットを助けます。

  3. ホルモンのバランスを保つために必要
     脂肪はホルモンの合成に関わっており、特に女性ホルモンや代謝を調整するホルモンの働きに重要です。脂肪を極端に制限すると、ホルモンバランスが崩れ、代謝が低下する可能性があります。

  4. 脂肪がエネルギー源になる
     ダイエット中でも脂肪を適量摂ることで、エネルギー源として利用され、筋肉の減少を防ぐ役割を果たします。

重要なのは、良質な脂肪を適切な量で摂取することです。
おすすめは、オリーブオイル、ナッツ類、アボカド、魚に含まれるオメガ3脂肪酸などです。トランス脂肪酸や過剰な飽和脂肪酸は避けるようにしましょう。

脂肪の摂取は脂溶性ビタミンの吸収を助け、満腹感も与えてくれます。皮下脂肪はエネルギーを蓄えるだけでなく外界の寒さや衝撃から身を守り、また内蔵の位置を安定させたりしています。他に蛋白質の節約、体温調節、女性の月経の維持などの役割もあります。

ダイエットに脂肪は不可欠なのです。当然ですが、過剰摂取はNGです。

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