糖尿病予備軍と言われていたが、夜遅くにごはんたっぷり食べる生活習慣が変えられずにいた

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年に1度の会社の健康診断で、先生から「高脂血症で糖尿病予備軍ですね」と言われました。私は、このままでは糖尿病になってしまうという危機感をもち、いよいよ食習慣や食べるものを見直さなければいけないと思いました。

私の現在の食事は、朝は妻がつくる食事なので、ごはんと味噌汁とおかずという組み合わせです。仕事のため、昼は外食ですが、朝食にごはんを食べているから、そば屋やうどん屋に入ることが多いです。

問題は、夕食が遅い時間になってしまうことで、仕事のある平日はたいてい夜9時を過ぎ、11時近くなってから食事がはじまることもときにはあります。そして、ビールが大好きです。ただ、アルコールはほとんど家で飲むので妻がつまみをつくってくれて、一緒に食べるものには野菜を使った料理が多いです。難点は、なんといっても飲んだ後にごはんを腹いっぱいになるまで食べてしまうことです。だいたい茶碗に2~3杯は食べています。

こういった食生活はもうずっと昔からで、10年前には現在ほど太ってはいませんでした。

先生にこの事を話すと、こう言われたのです。「これはよくあることです。年を重ねるに連れ代謝はだんだん落ちるのに、それまでの習慣だけは残ってしまう。締めにごはんをしっかり食べることで、年と共に体重も増えて高脂血症や糖尿病予備軍になってしまうのは、40代以降の男性の典型的なパターンです。」そして、夜9時過ぎに食べる食事は夕食ではなく夜食だから、食べる量を減らしたほうがいいということを指摘され、私は驚きましたが、同時に納得もしました。

ただ、食べる量を減らすといっても、現実にはそう簡単にできるものではありませんでした。頭で理解はしていても、体のほうが炭水化物をとることに慣れてしまっていたのです。それでどうしたかというと、先生からのアドバイスで、妻に協力してもらい、夜食はごはんではなくそうめんを用意してもらいました。さらに、夜それだけで満足できるように、夕方5時~6時頃に、おにぎりや海苔巻きなどを食べておくことになりました。

これを続けていると、それから2か月くらい経った頃、私の体重は徐々に減ってきたのです。そして、先生の言葉では、この調子でいくと、半年も経つと高脂血症はほぼ解決するだろう、ということでした。

私にはまだ中学生の子供がいるので、自分だけでなく家族のためにも健康を考え、続けて頑張ろうと思っています。

夕食が遅い人のための教科書

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