むくみと肥満の違い 係体内の水分が増える 肥満とは言わない

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むくみと肥満の違い 係体内の水分が増える 肥満とは言いません。体重が増える場合、水分で増えるケースも多々あります。また、水分を減らせば体重は減少します。水分で体重が増えているのは むくみ と表現します。むくみを解消するには体に溜まってしまった余分な水分を排泄します。

むくみと肥満の違い 体内の水分が増える 肥満ではない

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脂肪が増加して体重が増えたものを肥満と呼び、水分が増加して体重が増えたものを浮腫 ( むくみ ) といいます。

女性の場合、むくむ人が多いのでダイエットの際は体脂肪の減少量に気を使った方がいいでしょう。

むくみは、体内の余分な水分が体外に排出されないことによって生じる症状で、足や手首、顔などに現れることがあります。むくみの原因には、食事内容、運動不足、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。むくみの原因はさまざまです。塩分の多いものをたくさん食べて、お水を飲めばむくみます。

一方、肥満は、食事の過剰摂取や運動不足によって体内に余分な脂肪が蓄積される状態です。肥満は、糖尿病、高血圧、心臓病、脳卒中、がんなどの慢性疾患のリスクを高めることが知られています。コロナで死亡リスクが高まるのは肥満もひとつです。

肥満の場合、脂肪細胞の数が増えることで、リンパ液や血液の循環が悪化し、むくみを引き起こす可能性があります。また、肥満の人は、足の関節や筋肉への負担が大きくなることから、足のむくみが生じやすくなります。

このように、むくみと肥満は、どちらも食生活や運動習慣などの生活習慣病の要因となることがあり、相互に関連していることがあるため、健康的な食生活と適度な運動を継続することが重要です。また、医師の指導の下、必要に応じて適切な治療や対処法を行うことも大切です。

ただし、むくみで体重が増えた場合は、肥満とは異なります。体にたまった余分な水分を減らせば むくみ は解消します。

水を飲むと太る

むくみをとる方法 余分な水分を排出する

  • 適度な運動を行う 運動は必須です。血液やリンパ液の循環を促進するために、適度な運動を行うことが有効です。ウォーキングや水泳、ストレッチなど、自分に合った運動を取り入れましょう。
  • 食事に気をつける 塩分を取り過ぎないように注意します。塩分やカフェインを過剰に摂取すると、体内の水分が溜まりやすくなるため、適度な摂取に留意しましょう。また、食物繊維やカリウムを多く含む野菜や果物を摂ることで、便通を改善し、むくみを緩和することができます。カリウムは体の余分なナトリウムを排泄します。
  • 水分をこまめに摂る 水分を適度に摂ることで、体内の水分のバランスを整えることができます。また、こまめに水分を取ることで、尿の排泄が促進され、むくみを緩和することができます。冷たい水でなく常温の水がおすすめです。冷たい水は、体を冷やさないようにすぐに体外に排泄されてしまいます。
  • 足を上げる 足は重力の関係でむくみやすくなりがちです。 足がむくんだら、足を心臓より上の位置になるようにします。 足を高くすることで滞った血流が促されます。 足の疲れも和らぐので、毎日行うのがおすすめです。
  • エプソムソルト入りのお風呂に入る エプソムソルトには、マグネシウムが豊富に含まれており、血管を拡張させる作用があります。お風呂にエプソムソルトを入れることで、むくみを緩和することができます。
  • マッサージ 足や腕の筋肉を揉みほぐすことで、血液やリンパの流れを促進することができます。自分でできるストレッチやマッサージを試してみましょう。

カリウムの多い食品 むくみを減らす 余分な水分を減らす

座り仕事や立ち仕事が続くと、むくみに悩まされるという人も少なくないでしょう。
体内の水分量が増えるとむくみにつながるとされており、これらはナトリウムとカリウムによってコントロールされています。
では、カリウムは体内でどのような働きをしているのでしょうか。

今回は、カリウムとむくみの関係、カリウムの多い食品を紹介します。日頃むくみが気になっている人は参考にしてください。 

カリウムは、心臓や神経、筋肉の正常な機能を保つために必要な栄養素です。カリウムが不足すると、筋肉の疲労感や不快感、心臓の動悸などの症状が現れることがあります。以下に、カリウムが多く含まれる代表的な食品をいくつか紹介します。

カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きをしています。 また、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。

  • じゃがいも じゃがいもには、約 600 mg のカリウムが含まれています。特に皮付きのまま調理すると、カリウムの含有量が高くなります。
  • キウイフルーツ キウイフルーツには、約 320 mg のカリウムが含まれています。また、ビタミンCも豊富に含まれているため、免疫力の強化にも役立ちます。ペクチンも多く便秘解消効果もあります。
  • アボカド アボカドには、約 500 mg のカリウムが含まれています。また、健康に良い脂肪酸や食物繊維も豊富に含まれています。
  • さつまいも さつまいもには、約 250 mg のカリウムが含まれています。また、βカロテンや食物繊維、ビタミンCも含まれています。

むくみについてはこちら。

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