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私は その日のうちに自助グループのミーティングに参加しました話を戻すと、電話口で妻に「自助グループにいく」と告げると「明日では遅すぎる、今日いって」と釘を刺されました。

その日のうちに自助グループのミーティングに参加

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私は「わかった。でも、地元岡山の自助グループのメンバーの大半は知っている人だ。オレが治療した患者さんも多くいるからふうが悪い。

「県外の自助グループにするよ」と告げました。妻がここで粘ってくれなかったら、いくら走馬灯のように自分の無様な姿がフラッシュバックしたとしても、その日のうちに自助グループに参加するという決断はしなかったと思います。

そして、いつものようにはとぼりが冷めるまで、のらりくらりと誤摩化していたはずです。妻との約束を守り、仕事を終えた夕方5時半どろ、新幹線に乗って県外の自助グループに出かけました。職業柄、どこでいつどんな自助グループがミーティングをしているかは把握しています。ミーティング会場のドアをノックしたときは「もう医者として終わり、いや人間として終わりだ...」という暗い気持ちになったことを思い出します。

実際はそんなことはないのですが、いちばん大事なものを捨てるような気がして、絶望的な心境になhソました。ただ「いちばん大事なもの」の正体はといえば、「アル中としての自分」なわけですが 。

お酒を飲みたいときの欲求抑制

お酒を飲みたいときの欲求抑制は、健康や安全に配慮する重要なスキルです。以下に、お酒の欲求を抑制するためのいくつかの方法を紹介します。

  1. 目標を設定する: お酒を制限する目標を設定しましょう。例えば、週に何日間お酒を飲むことを許可するか、週に摂取できるアルコール量を決めるなどです。

  2. アルコールの代替品を検討する: お酒を飲みたいときに、アルコール以外の飲み物を選ぶことができます。ノンアルコールのビール、ワイン、カクテル、またはハーブティー、フルーツジュース、炭酸水などが選択肢として考えられます。

  3. ストレス管理: お酒を欲することは、ストレスや不安からくることがあります。ストレス管理技術を学び、ストレスを軽減する方法を見つけることが重要です。瞑想、ヨガ、深呼吸、ウォーキングなどが有効な方法です。

  4. アルコールの誘惑を避ける: 自宅にアルコールを置かない、お酒を提供する場所に行かない、お酒を誘う状況を避けるなど、誘惑を減らす努力をしましょう。

  5. サポートを受ける: お酒の問題に対処するために、カウンセリング、サポートグループ、友人や家族とのサポートを受けることが役立つ場合があります。他の人との共感と共有は、欲求抑制に役立つことがあります。

  6. 健康的な生活習慣: 健康的な食事、十分な睡眠、運動など、健康的な生活習慣を維持することで、アルコールへの欲求を減らすことができます。

  7. アルコール依存症のサインに注意: アルコール依存症の症状が現れた場合、プロの医療支援を受けることが非常に重要です。依存症は自己管理だけでは克服が難しい場合があります。

お酒の欲求を抑制することは、健康と幸福に向けた重要なステップです。自分自身の健康と目標に合った方法を見つけ、サポートを受けながら取り組むことが大切です。

ジスルフィラム【ノックビン】

ジスルフィラム【ノックビン】

詳細
ジスルフィラムは1950年代から日本で抗酒剤として導入されていて、現在は粉末剤としてノックビンで販売されています。
ノックビンは、服用することでお酒が苦手な人と同じ生体反応を起こさせる抗酒剤です。
ジスルフィラムには肝臓中のALDH酵素を阻止する働きがあり、DIFARAN(ジスルフィラム錠)ノックビンと同成分で服用後、少量でもアルコールを摂取をすると体内のアセトアルデヒド濃度が上がり、5~10分で顔が紅潮し、熱感、頭痛、悪心、嘔吐などの症状が出てきます。
またアルコール依存症の根本的原因は解決できませんが、精神療法との併用により、さらに効果が期待できます。
飲み方
1日0.1~0.5g(0.2~1錠)を1~3回に分割して服用します。

  • 1週間投与した後に通常実施する飲酒試験の場合には、患者の平常の飲酒量の1/10以下の酒量を飲む
  • 飲酒試験の結果発現する症状の程度により本剤の用量を調整し、維持量を決める
  • 維持量としては、通常0.1~0.2g(0.2~0.4錠)で、毎日続けるか、あるいは1週毎に1週間の休薬期間を設けます。

飲み忘れた際は思い出した時すぐに飲んで下さい。
ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
また、2回分を一度に服用しないでください。

副作用
抑うつ、情動不安定、幻覚、錯乱、せん妄、頭痛、めまい、耳鳴、眠気、睡眠障害、発疹、手根管症候群、多発性神経炎、末梢神経炎、視神経炎、食欲不振、下痢、腹痛、腹部緊張感、便秘、けん怠感、陰萎、熱感、関節痛、脳障害(見当識障害、記憶障害、錯乱)、肝機能障害、黄疸など。