アルコール依存症 ミーティング で聴いてもらっているシーンを思い出す

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アルコール依存症 ミーティング で聴いてもらっているシーンを思い出します。週1回のペースだと、次の集まりまで7日間あります。その間、私はすさまじい飲酒欲求に悩まされました。

アルコール依存症 ミーティング からミーティングまでの欲求

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夜になると「女房は寝たかな。寝たならコンビニまで車で5分、サッといって焼酎を買ってきてもバレないな」と思ったりもしました。

そんな夜に限って、寝室から妻の「うーん」という声が聞こえて起きている気配がして、「いけないな...」と寸でのところで思い留まったことが何度もありました。飲酒したいという葛藤は、はじめの1ヶ月はとくに強かったのですが、「ミ- ティングで自分の情けないエピソードをしゃべって、それを仲間に黙って聞いてもらっている」という場面を脳裏に一生懸命思い浮かべることが、飲酒欲求を鎮める唯一の歯止めになりました。

ありがちな間違いは、「自分は酒を飲んでみっともないことをたくさんした。あんな情けない経験もした。だからやめなくてはいけない」と過去のつらい体験を思い出して、飲酒欲求を抑え込もうとすることです。

過去のつらい体験を繰り返し想起していたら、耐えられなくなって飲んで酔っぱらって忘れたくなるに決まっています。ただし、自助グループでも話を聞いてくれているのがどこの誰なのかを気にしすぎると「あの人は私を医師のくせにみっともない、情けないヤツだと思っているに違いない」などと腹の内を想像するようになり、やはりつらくなって酒を飲みたくなります。

自分にはなんでも話せる場所があり、そこで素性のわからないアル中に同じアル中の自分がしゃべっている場面だけを繰り返し頭のなかで想起しているうちに1 週間がすぎ、2週間がすぎ、手強い飲酒欲求に悩まされる回数は減り、その強さも和らいできたのです。

お酒を飲みたいときの欲求抑制

お酒を飲みたいときの欲求抑制は、健康や安全に配慮する重要なスキルです。以下に、お酒の欲求を抑制するためのいくつかの方法を紹介します。

  1. 目標を設定する: お酒を制限する目標を設定しましょう。例えば、週に何日間お酒を飲むことを許可するか、週に摂取できるアルコール量を決めるなどです。

  2. アルコールの代替品を検討する: お酒を飲みたいときに、アルコール以外の飲み物を選ぶことができます。ノンアルコールのビール、ワイン、カクテル、またはハーブティー、フルーツジュース、炭酸水などが選択肢として考えられます。

  3. ストレス管理: お酒を欲することは、ストレスや不安からくることがあります。ストレス管理技術を学び、ストレスを軽減する方法を見つけることが重要です。瞑想、ヨガ、深呼吸、ウォーキングなどが有効な方法です。

  4. アルコールの誘惑を避ける: 自宅にアルコールを置かない、お酒を提供する場所に行かない、お酒を誘う状況を避けるなど、誘惑を減らす努力をしましょう。

  5. サポートを受ける: お酒の問題に対処するために、カウンセリング、サポートグループ、友人や家族とのサポートを受けることが役立つ場合があります。他の人との共感と共有は、欲求抑制に役立つことがあります。

  6. 健康的な生活習慣: 健康的な食事、十分な睡眠、運動など、健康的な生活習慣を維持することで、アルコールへの欲求を減らすことができます。

  7. アルコール依存症のサインに注意: アルコール依存症の症状が現れた場合、プロの医療支援を受けることが非常に重要です。依存症は自己管理だけでは克服が難しい場合があります。

お酒の欲求を抑制することは、健康と幸福に向けた重要なステップです。自分自身の健康と目標に合った方法を見つけ、サポートを受けながら取り組むことが大切です。

ジスルフィラム【ノックビン】

ジスルフィラム【ノックビン】

詳細
ジスルフィラムは1950年代から日本で抗酒剤として導入されていて、現在は粉末剤としてノックビンで販売されています。
ノックビンは、服用することでお酒が苦手な人と同じ生体反応を起こさせる抗酒剤です。
ジスルフィラムには肝臓中のALDH酵素を阻止する働きがあり、DIFARAN(ジスルフィラム錠)ノックビンと同成分で服用後、少量でもアルコールを摂取をすると体内のアセトアルデヒド濃度が上がり、5~10分で顔が紅潮し、熱感、頭痛、悪心、嘔吐などの症状が出てきます。
またアルコール依存症の根本的原因は解決できませんが、精神療法との併用により、さらに効果が期待できます。
飲み方
1日0.1~0.5g(0.2~1錠)を1~3回に分割して服用します。

  • 1週間投与した後に通常実施する飲酒試験の場合には、患者の平常の飲酒量の1/10以下の酒量を飲む
  • 飲酒試験の結果発現する症状の程度により本剤の用量を調整し、維持量を決める
  • 維持量としては、通常0.1~0.2g(0.2~0.4錠)で、毎日続けるか、あるいは1週毎に1週間の休薬期間を設けます。

飲み忘れた際は思い出した時すぐに飲んで下さい。
ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
また、2回分を一度に服用しないでください。

副作用
抑うつ、情動不安定、幻覚、錯乱、せん妄、頭痛、めまい、耳鳴、眠気、睡眠障害、発疹、手根管症候群、多発性神経炎、末梢神経炎、視神経炎、食欲不振、下痢、腹痛、腹部緊張感、便秘、けん怠感、陰萎、熱感、関節痛、脳障害(見当識障害、記憶障害、錯乱)、肝機能障害、黄疸など。

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