アルコール依存症 危険性 誓いを立てて頑張ってもどうにもならない

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アルコール依存症 危険性 は一言で言い尽くすことはできませんが、どんなに誓いを立てて頑張ってもどうにもならないことがあげられます。どんなに強く決心してもやめることができません。お酒をやめるためには 断酒会や AA などに参加することが必要です。

アルコール依存症 危険性 

日本ではじめて本格的な 断酒会 を発足させたのは、高知県の旧社会党県連合会会長で自らもアルコール依存症だった松村春繁という方です。

公益社団法人 全日本断酒連盟
https://www.dansyu-renmei.or.jp/

酒害体験を聴く、そして話す 「一日断酒」「例会出席」この繰り返し 断酒会活動の基本は例会である。 この例会は、大小の差はあるが、20名くらいで約2時間、酒害体験を話し、それを聴く。家族も参加する。家族も酒害体験を話す。家族は依存症本人ではないが、酒害の影響をまともに受けている。体験談を話すことにより、家族も自己洞察が強まり、回復へと結びついていく。

松村春繁は、享年65歳、病名は急性肺炎でした。5年前から脳軟化症を病んでいたのですが、病苦に鞭打って断酒運動に全力投球していたことが、彼の死期を早めたそうです。

脳軟化症は脳梗塞のことで、脳内血管の閉塞もしくは狭窄のために脳血行の一部が途絶え、脳組織の一部が酸素不足や栄養不足で壊死し、様々な症状を発症します。 突発的に発症して身体の片麻痺や意識障害及び失語を生じる場合もあれば、徐々に進行して脳血管性認知症を発症する場合もあります。

AAのように自らを超越した偉大な力にすべてを委ねるというのではなく「自分たちで助け合ってともに頑張ろう」というのがコンセプトです。

AA(アルコホーリクス・アノニマス)や断酒会といったアルコール依存症患者の自助グループ(セルフヘルプグループ)です。

「酒をやめることを誓います」という断酒の誓いを立て、労働組合的に仲間と手をとり合って、みんなで断酒するのです。

AA日本ゼネラルサービス
https://aajapan.org/

AAは初めてですか?

アルコホーリクス・アノニマス(AA)とは:AAとは、さまざまな職業・社会層に属している人たちが、アルコールを飲まない生き方を手にし、それを続けていくために自由意志で参加している世界的な団体です。AAのメンバーになるために必要なことは、飲酒をやめたいという願いだけです。会費や料金は必要ありません。

メンバーやグループの数は:現在、およそ180以上の国と地域に10万以上のグループが存在し、メンバー数は200万人以上です。(日本には600以上のグループが存在し、メンバー数は5,700人以上と推定されています)

外部の機関との関係は:AAは、アルコホリズム(アルコール依存症)の問題にかかわる他の団体と「協力はするが、帰属はしない」という方針を採っています。私たちは外部の問題には意見を持たず、支持も反対もしません。

AAはどのようにして維持されているのか:長い年月をかけて、AAは財政面で完全に自立するという伝統を確認し、強固なものとしてきました。メンバー以外からは、寄付を求めることも受け取ることもしていません。日本では、AAメンバー個人からの献金は年間30万円までとしています。

AAメンバーはどのようにして飲まない生き方を続けているのか:AAはアルコールを完全にやめるためのプログラムです。今日一日、ともかく最初の一杯に手をつけない、メンバーはこのことを心がけています。そして飲まない生き方を続けるために、AAミーティングで経験と力と希望を分かち合い、さらにアルコホリズムから回復するために提案された12のステップを実行しています。

なぜアルコホーリクス・アノニマスは「無名(アノニマス)」なのか:AAのメンバーが無名であることは、AAのスピリチュアルな基礎(精神的基盤)です。AAが個人ではなく原理によって自律しているのは、無名性によって導かれているからです。AAのなかには上下関係はありません。私たちは、プログラムに参加する個々の人ではなく、AAの回復のプログラムを広く知ってもらおうと努めています。新聞・テレビなどの公共のメディアでの無名性は、全てのAAメンバーに対して、特に新しくAAに来た人たちに対して保証されており、メンバーの氏名が一般に公表されることはありません。

だれでもAAのオープン・ミーティングに参加できます:AAのオープン・ミーティングにはだれでも参加できます。このミーティングでは、通常、司会者と2~3人のメンバーが自分のアルコホリズムとAAでの回復に関する話をし、経験を分かち合っています。またAAを、アルコホーリク(アルコール依存症者)でない一般の人たちに知っていただく目的で開く特別なミーティングもあります。ここには医療関係者、聖職者、行政関係者が招かれます。これに対して、クローズド・ディスカッション・ミーティングはアルコホーリクだけが参加できるものです。

一方、断酒会と違ってAA では「酒をやめよう」とは誓いません。代わりに酒に対して自分は無力、つまりコントロールできないと徹底して認めようと呼びかけます。それを認めてから過去の自分を見つめ直そうと呼びかけるのです。

そして、集団の結束を高めるためにあえて「ステイグマ(差別される負の刻印)」をアピールします。世間的にネガティブな熔印を押されたほうが、集団の結束は強くなるからです。

そのために「私たちは他の人とは違う。酒を飲んだら止まらなくなるのが私たちの体質であり、その体質と一生つき合う定めなのだ」と強調するのです。AAと断酒会にはそれぞれ善し悪しがありますし、合う合わないもありますから、当事者は自分に合う自助グループを選ぶことになります。

アルコール依存症の人のための教科書

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