お酒 ブラックアウト による症状です。焼酎1 〜2 合でほっとひと息ついてやめられるのは依存症ではありません。私のような依存症者は、それよりもっともっと深い酔い、ブラックアウト(停電中に明かりが消えて真っ暗になるような記憶の一時的欠落)を求めていますから、1〜2合では到底足りないのです。
お酒 ブラックアウト
ブラックアウトに近づいていくときに得られる周囲(世界) と一体化した高揚感は、なにものにも代えがたい体験です。この体験は限られた体質( アルコール依存体質)の人しか深く得られません。
3合、4合、5合と飲み続けて泥酔すると、翌日はフラフラしながら出勤することになります。それではさすがに仕事になりませんから、その心配がない金曜日と週末だけ飲む。そのたびに記憶をなくす、あるはその手前まで泥酔するのが習慣化していたのです。
大量に酒を飲んだ翌日、突然1秒程度、意識がフッと遠のく体験もしました。これは「アルコール性てんかん」と呼ばれる離脱症状の前ぶれです。それを防ぐために、翌日も2〜3合飲めるときだけ大酒を飲むという知恵を働かせるようになりました。
お酒 ブラックアウト まとめ
お酒による「ブラックアウト」とは、アルコールを過度に摂取した結果、記憶喪失が起きる状態を指します。アルコールのブラックアウトは一般的に以下の2つのタイプに分けられます。
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部分的なブラックアウト(Fragmentary Blackout): 部分的なブラックアウトでは、一部の記憶が欠落したり、断片的にしか覚えていない状態です。人はその場にいることや、一部の出来事を覚えているかもしれませんが、アルコールを摂取した一定の時間帯や出来事の詳細な記憶がないことがあります。
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完全なブラックアウト(En Bloc Blackout): 完全なブラックアウトでは、特定の期間中の全ての記憶が欠落しています。アルコールを摂取した時間帯に関する情報や出来事をまったく覚えていない状態です。完全なブラックアウトの間、個人は意識があり、行動できることがありますが、それらの出来事についての記憶がありません。
ブラックアウトは、アルコールの摂取速度、摂取量、個人の体質、アルコールの強度、体重、飲酒経験など多くの要因に影響されます。ブラックアウトは危険な状態であり、過剰なアルコール摂取に起因するものです。アルコールの影響を受けた状態で判断力が低下し、事故や危険な行動につながる可能性があります。
ブラックアウトを防ぐためには、アルコールを適量で摂取し、飲酒の速度をコントロールし、十分な水分を摂ることが重要です。また、アルコール依存症やアルコールの問題的な使用が疑われる場合、医療専門家のアドバイスや治療を受けることが必要です。ブラックアウトは、アルコールの乱用が進行している兆候の一つと考えることができます。
お酒による ブラックアウト 症状
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記憶喪失: ブラックアウトの最も特徴的な症状は、一時的な記憶喪失です。アルコールを過度に摂取した結果、特定の時間帯や出来事についての記憶が欠落します。人はその場にいることや一部の出来事を覚えているかもしれませんが、詳細な記憶がありません。
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認識能力の低下: ブラックアウトの際、認識能力が低下することがあります。人は周囲の状況や出来事を正確に把握できなくなり、他の人とのコミュニケーションが難しくなることがあります。
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失われた時間: ブラックアウト中、時間の感覚が混乱し、人は何時間経過したのかを正確に把握できなくなることがあります。そのため、長い間何をしていたかが把握できなくなります。
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行動の制御喪失: ブラックアウトの際、個人は行動の制御を喪失することがあります。アルコールの影響で判断力が低下し、事故や危険な行動につながる可能性があります。
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言語の不明瞭さ: アルコールの影響を受けた際、言語が不明瞭になり、他の人とのコミュニケーションが難しくなることがあります。人はぼやけた発音や言葉の混乱を引き起こすことがあります。
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感情の変動: ブラックアウト中、感情が急激に変動することがあります。人は興奮したり、不安を感じたり、極端な感情の波が現れることがあります。
ブラックアウトはアルコールの過度な摂取によって引き起こされ、特にアルコール濃度が高い飲料を大量に摂取した場合に発生しやすいです。アルコールのブラックアウトは健康上のリスクを伴います。事故や怪我、危険な行動、社会的な問題を引き起こす可能性があるため、アルコールの適切な摂取を守り、注意が必要です。
ブラックアウトにならないために
お酒によるブラックアウトを避けるためには、アルコールの摂取を適切に管理し、注意深く飲酒することが重要です。以下は、ブラックアウトを防ぐためのいくつかの方法です。
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アルコールの量を制限する: 一度に摂取するアルコールの量を制限しましょう。アルコールの摂取速度を適切に管理し、適量を守ることが重要です。
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アルコール濃度を考慮する: アルコール濃度の高い飲み物は、ブラックアウトを引き起こしやすいです。低アルコール濃度の飲み物を選ぶか、アルコール濃度の高い飲み物を控えることが役立ちます。
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食事と一緒に摂る: アルコールを摂取する際に食事を摂ると、アルコールの吸収が遅くなり、過剰な影響を緩和できる場合があります。特に高脂肪の食事は吸収を遅らせる助けになります。
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水分補給: アルコールの摂取と同時に水分を摂りましょう。水を飲むことで脱水を予防し、アルコールの影響を軽減できます。
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休憩をとる: 長時間にわたり飲酒する場合、定期的に休憩を取り、アルコールの影響を確認する時間を設けましょう。飲み過ぎを防ぎます。
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自己認識を高める: 自分の限界を認識し、飲酒を制限することが大切です。友人や家族と協力し、お互いに飲酒量を監視することも有効です。
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適度な飲酒の習慣を身につける: 適度な飲酒の習慣を身につけることで、アルコールに対する体の耐性が向上し、ブラックアウトを防ぐのに役立ちます。
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代替策を見つける: アルコール以外の活動や趣味を見つけて、ストレスや不安を発散させることが大切です。アルコールをストレス解消の手段としないようにしましょう。
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自分を守る: アルコールの影響を受けた状態で車を運転しないようにし、危険な状況に身を置かないように注意しましょう。
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